寒さの中に「汽車のぬくもり」を求めて・・・津軽鉄道 [津軽鉄道]
2~3日前から降り始めた雪は
東北の大地を今年初めて白く染め、
「冬本番」を迎えた様相。。。
今年も半月ほどを残すだけになった師走も半ば。
ふらりと津軽鉄道に揺られてみました。。。。
雪雲が低く垂れこめ、吹雪いたと思ったら、
時折太陽や青空も顔を出す。。。
太宰治の小説の舞台。。。
本には縁が深いのか。。。。。車内にはこんな光景。
来週はもうクリスマス。。
車内で沿線案内をされる素敵なアテンダント
さんは「サンタクロース」姿。
華やかさが増します。
(※ご本人の許可を得て掲載しております)
終点津軽中里。。。
ディーゼルカーのアイドリングだけが静かな
雪景色に響きます。。
あっという間にレールを埋め尽くす雪・・・
かすかな風紋がその下のレールと枕木の
存在を知らせてくれているようです。。。
津軽五所川原から着いたストーブ列車。。。
古い車体は折り返しまでの間。しばしの静寂。。。。
ストーブ煙突からかすかな煙が。
煌々と燃えあがる炎に石炭をくべて。。。
ダルマストーブがこの客車にぬくもりを伝え続けます・・・
遥か遠くからも足を運ばれる方が
いらっしゃる様子を示す句が、車内の片隅を飾ります。